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Channel: 化石ロック兄ちゃんの熱く語れ☆
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LA-Metalの元祖!?=”ガール”再検証☆

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 みなさんごきげんよう。昨晩の地震は「とうとう来たか?」と思わせるような激しい揺れのさいたまでしたが茨城の方々は御不安だったことでしょう。お見舞い申し上げます。同日朝行われたハワイでの日米首脳の共同演説、安倍首相のやたら長いスピーチでは「和解の力を持つ希望の同盟」を説いていましたがその内容の是非はともかく何故年の瀬の感心が薄くなるこの時期に”歴史的訪問”を日程として組んだのか、強風の中流れていく言葉を聴きながら違和感を感じ得ませんでした。”DJ・勝重”も冴えなかった。。



写真中央の水曜コメンテーター=近藤勝重・毎日新聞特任編集委員が担当する”DJ・勝重”、
昭和歌謡を彼なりの思い入れと当時の背景を紡みながら紹介するコーナーですが
年に数回程度のこの企画、これがなかなか面白い

ボクも西島三重子さんの「池上線」を取り上げましたね
今年を振り返ってこの記事が一番?だったかなと自画自賛してしまいます(笑)

次回の”DJ・勝重”に期待しつついきなり「ガール」のお話でも

・・・

1980年1月、鮮烈なデビューを飾ったガール

イメージ 1

このジャケットだけで胸一杯になってしまいますが
なんと英国チャートで33位を記録しています
4月発売のメイデン「鋼鉄の処女」は4位、遠く及ばないものの大健闘でしょう

Side-A
1. Hollywood Tease 0:00
2.The Things You Say 2:37
3. Lovely Lorraine 6:26
4. Strawberries 8:57
5. Little Miss Ann 11:45
6. Doctor Doctor 14:28

Side-B
1. Do You Love Me 17:07
2.Take Me Dancing 20:16
3. Whats Up 22:44
4. Passing Clouds 25:17
5. My Number 30:09
6. Heartbreak America 33:53

- Members -
Phil Lewis (vocal)
Phil Collen (Lead guitar)
Gerry Laffy (Rhytm guitar)
Simon Laffy (bass)
Dave Gaynor (drum)

イメージ 2

写真上部中央のジェリー・ラフィー、フィリップ・ルイス、左下二番目のフィル・コリン
・・・彼らの風貌からして勃発しつつあったNWOBHMとは全く異なる風貌

イメージ 3

このグラマラスな容姿に我が国の音楽誌が飛びついた形で
チープトリック、ジャパンの次を背負う新星となる筈でしたが
’80年末に来日するも大ブレイクには至らず
セカンドアルバムは殆ど話題にもならず解散してしまいます

フィルが弾き倒す”Hollywood Teaze”


ご存知の通り後のL.A.-Gunsでもセルフカバーしていますが
ツーバスになっただけで勢いではこちらに軍配が上がるでしょう
メンバーはジャパンを意識していたそうで・・・
サウンドとのギャップはまさに「LA-Metalの先駆者」といった印象です

かったるさ全開のデビューシングル=”My Number”


イントロのフレーズやツインリードも印象的ですが
このシンプルなバッキングとフィリップのダルさ・・・
遅すぎたジャパン、なんて台詞が浮かんでしまいますネ^^;

ボクは当時中学二年生、やっと洋楽ロックを聴き出した頃だったので
NHK-FMで放送されたエアチェック・テープを消してしまったのが悔やまれます。

NWOBHMから外れケバい良質なハード・ロックンロールを作り上げた彼等、
趣は違えどフィンランドのハノイ・ロックスに引き継がれ
更に後に遥か彼方の後期・LA-METALで華開くことになります。

個人的には長髪のロック好きの間で
「ジャパンやガールってイイよな♪」なんて言っていた新宿時代を思い出しますが
彼らの遺伝子を受け継いだであろうガンズ・アンド・ローゼズのような拡散が
なかった分も含め彼らの影響下にあった有形無形のバンド群を支持しています。

エレクトリック・エンジェルスなんて良い例では?

イメージ 4

”Rattlesnake Kisses”


ギターのライアン・ロキシーは思いっきりアンディ・マッコイですけど^^ノ

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