日曜の午前5時台にいきなり’73年のストーンズを
掛けるとは流石TBS!それも”Winter”って・・・
このアルバム「山羊の頭のスープ」は同年初頭の
来日中止騒動にも係らず有名な”Angie”収録とあって
それなりにヒットしたそう。個人的には荒んだキースが
視れる同曲と”Silver Train”の映像、
歌詞にスティーヴ・マックイーンが登場する”Star Star”の印象が強いのですがTBSは”Winter”、
まぁ冬ですからね。。次に掛かったのが定番=広瀬香美だったのでディレクターさんとDJの冒険心に脱帽です![]()

さてニューアルバムとミック第8子の誕生で盛り上がっているストーンズ界隈ですが
ここでは12月だけに「ディッセンバーズ・チルドレン」を採り上げます
オリジナルLP盤は1965年12月発売・米ビルボートチャート4位を記録
2002年アブコレコード・リマスター、SACDハイブリッド・デジパック仕様
ネガポジ反転処理され不気味な雰囲気が漂います
1. She Said Yeah
2. Talkin' About You
3. You Better Move On
4. Look What You've Done
5. The Singer Not The Song
6. Route 66
2. Talkin' About You
3. You Better Move On
4. Look What You've Done
5. The Singer Not The Song
6. Route 66
7. Get Off Of My Cloud
8. I'm Free
9. As Tears Go By
10. Gotta Get Away
11. Blue Turns To Grey
12. I'm Moving On
Total time : 29'04" Produced by Andrew Loog Oldham
このアルバムの素晴らしさはジャケットと英語表記のタイトルに尽きる!
と言い切ってしまうと終わってしまうので思いついたまま記述致します^^
1曲目、当に当時のジャンプナンバー、"元祖パンク"といった勢いがあります
2・チャック・ベリー作にも関わらず落ち着いた印象
3・ミックの抑えた唄が効果的なラブソング
4・ブライアンのハープが際立っていますね
5・「歌い手であって歌じゃない」・・・意味深なサビ
6・定番曲を擬似ライブで収録
7・邦題「一人ぼっちの世界」、これはシングル曲として有名でしょう
8・オルタモントでも演奏されました
9・ミックと恋仲に落ちることになるマリアンヌ・フェイスフルへの提供曲
12・ブライアンのスライドギターとミックのハープの応酬が楽しめる擬似ライブ
5・7・8・9・10・11が”Jagger / Richard”作、他6曲はカヴァーになっていて
全曲オリジナルで占められる次作=「アフターマス」への転換期の一枚と云えるでしょう
(元)リーダー=ブライアンの心境は穏やかではなかった筈。
当時を物語る熱狂のドキュメンタリー![]()

オリジナル曲を作らなかったせいもあって彼は孤立していきます。
今回のストーンズ新譜=ブルース回帰作をどう捉えるか、
これは意見の分かれるところかも知れません![]()
