みなさんごきげんよう
1993年12月10日漸くランディ在籍時の
クワイエット・ライオットのアルバムが
世界に向けて発売されました
編集盤☆「ランディ・ローズ・イヤーズ」☆
皮肉なことに現在国内盤廃盤だそうです
ケヴィンのリミックスで充分聴ける音質・内容
未発表4曲を含む
初期の"ベストオブ・クワイエットライオット"
と呼んでも差し支えないでしょう。
"Picking Up The Pieces : previously unreleased"
当時、ランディの動く姿はオジー時代のブート「After Hours」か
"トリビュート"のPv=クレイジートレインしか
まともに視ることの出来る映像はありませんでした
ロック熱もボチボチ落ち着いて来た頃でしたが感動したな♪
・・・
さて昨日の続きセカンドアルバム「QRⅡ・暴動に明日はない」のお話です
1978年12月またも日本先行発売・・・
ジャケットにはルディ・サーゾが写っていますが
ファーストの頃のベーシスト・ケリーガルニはレコーディング終了後脱退したそうです
左・ランディの兄=ケリーローズ、一人おいてケリーガルニ
Side-A
1.Slick Black Cadillac
2.You Drive Me Crazy
3.After Grow Of Your Love ( Small Faces Cover )
4.Eye For An Eye
5.Trouble
Side-B
1.Killer Girls
2.Face To Face
3.Inside You
4.We've Got The Magic
・・・
A-1は後に大ヒットした「メタル・ヘルス」にイントロをカットされ再レコーディング収録
A-3・5、B-1は前出「クワイエットライオット・イヤーズ」に収録
B-3はケヴィン、B-4はランディの単独作
ファーストでは3分台だった楽曲も構成力の向上か5分前後の長さになり
多少の音質の向上もみられますが、「これは!」といった印象はありません
強いて挙げれば
後にライヴでキメ曲となったA-1、強引な展開のB-2のハードロック色の強さでしょうか
"Slick Black Cadillack" ・ Live At The Starwood 10/25/79 ♪
ライヴでは新メンバーのルディ・サーゾがベースを弾いていますね
途中で終わってしまうのでお時間のある方はフル・ライヴをご覧ください
Live At Whiskey A Go-Go 9/22/1979 ♪
ランディの有名なギターソロを挟んだ"Laghing Gas"
ルディがビリーシーンを思わせる?ソロで驚かせる"Back To The Coast"
そしてケヴィンのフロントマンとしての巧さ・・・
改めてライブ盤でも出せば??と思いましたが時既に遅しニューウエイヴ勢の台頭もあってか
クワライは勢いを失い、ランディはオジーのバンドに加入、
バンドは解散状態におちいります
しかしクラブ規模での人気の煽りか1980年5月、一度だけの再結成を果たします
セカンドの裏ジャケを合成したジャケットのブート盤で聴けるようです
ボクは信者なんでオジー時代の栄光とその影響力を勿論否定はしませんが
ギターの先生でローカルバンドのスターで収まった人生もありだったと思います
「キミ、そんなに速く弾こうとしないで基礎からちゃんと始めないと!」
「早くエディみたいに弾けるようになってスターになりたいんだよ~」
「あれか?両手をネックに乗せるヤツだな?こうだろ!」
「先生出来るじゃん!!」
「彼だって基礎があるからこそだよ。
1弦から4本の指使って6弦まで上がってフレット一つずらして降りて、
その繰り返しでハイフレットの最後までいったらその逆!!」
「やってみるよ、イエッサー!」
「出来るじゃないか!!良かったらボク達のライヴにおいでよ!」
「先生バンドやっているンだ、凄いじゃん!!
「ヴァンヘイレンやキッスみたいにはいかないけど期待は裏切らないさ☆」
生徒さんは教室とは打って変わったランディの白熱したプレイに圧倒され
自らも精進してスーパーギタリストの仲間入りを果たすようになりました
・・・それはそれで素晴らしいと思います
ランディ・ケヴィン共に大変惜しいことになりましたが
いったいショービジネスってなんなんだろう?
そんな気持ちです
久しぶりに「クワイエットライオット・イヤーズ」を聴いてしのびますか
輸入盤でしたら購入可能、ランディー期オジーのファンなら必携ですよ^^ノ