みなさんごきげんよう
今年から施行された「山の日」
8月唯一の祝日とのこと、今日から本格的夏休みモードですね
という訳で安直に
マウンテンの「悪の華」を聴いております
1972年2月発表・3rdアルバム
A面がスタジオ録音・B面がライヴレコーディングという構成
サイケなバンド表記もさることながら帯タスキもイカす^^v
Side-A
1.Flowers Of Evil
2.KIng's Chorale
3.One Last Cold KIss
4.Crossroader
5.Pride And Passion
Side-B
1.Dream Sequence
(1) Guitar Solo
(2) Roll Over Beethoven
(3) Dreams Of Milk And Honey
(4) Variations
(5) Swan Theme
6.Mississippi Queen
G,Vo.- Leslie West
Ba,Vo.- Felix Papalardi
Dr.- Corky Laing
Key. - Steve Knight
Side-A Recorded On Septenber 1971 NYC
Side-B Recorded On June 27 , 1971 At Fillmore East NYC
Produced By Felix Papalardi
サングラス男がフェリックス、後ろがレズリー、左・コーキー、右・ナイト
錚々たるアメリカン・ハードロッカーの布陣でして
精鋭騎馬兵団を擁し戦国最強を謳われた武田軍団の軍旗になぞらえ
「マウンテンは風林火山の如く今後のハードロックシーンを席捲するであろう」
という旨がライナーには記されており
実際我が国のチャートで最高位6位を記録しています
・・・
ご存知の通りバンドの要はこの二人
フェリックスはクリームで知られる音楽的教養に溢れた優れたプロデューサー兼ベーシスト
希少なギブソンEB-1でズ太い重低音から特徴的な音色を引き出しつつも
クリームでみられたようなギターとのバトルを売りにせず
あくまでもプロデューサー的観点から抑えたプレイに徹していたのは
あれ程の人気と影響力を持ちながら
短命に終わったクリームからの反省があったのかも知れません
・・・
またレズリー・ウエストはその巨漢振りに反した小柄なレスポール・ジュニアから繰り出される
オリジナリティ溢れるピッキング・ハーモニクスやフィードバックを駆使した
繊細かつ豪放なフレーズで一世を風靡し
後世のギタリストに多大なる影響を与えています
枚挙にいとまがありませんが
有名ところでマイケル・シェンカー、ランディ・ローズ
そして意外なところでは元ブリザードのRANちゃんが挙げられます
パンキーみたいに復活してくれないかな。。
・・・
ここまででMDで2周しましたが^^;
お勧めはタイトルナンバーのA-1,B-1(5)でリフが再度出てくるB-3
レスリーのソロが充分に堪能出来るB-1全て
そして大ヒットしたこの曲(B-2 ver.違い)でしょうか
クリームの有名なフレーズが出てきますね♪
クリーム同様フェリックスの野望はレズリーとの音楽的対立により頓挫しますが
端的にWASPが"ミシシッピ・クイーン"をカヴァーしていることからも
特に本国アメリカでの影響力は計り知れないことと思います
80年代育ちのボクとしては
ロンブー履いてロック喫茶で大音量で聴きたい一枚ですネ^^ノ