みなさんごきげんよう
小春日和
なので
聴きながら散歩して来ました。


この日常はなんかその辺のお年寄りみたいな![]()

・・・
さて体力もないのに足を引き摺りながら革ジャンを着用する者(51歳w)としては
”メタル者=Wのライダース”というキッカケを作った
このアルバムについて触れてみたいと思います![]()

1978年10月発表・同年夏に初来日を果たし、早速のレコーディング
前作「ステンド・クラス」が2月発売なのでタイトなスケジュールですね![]()

アメリカで128位、イギリスで32位を記録
最終的にはゴールドディスクを獲得しています
名盤なのにこの結果は残念><
因みにスタジオ盤に於ける次作=「ブリティッシュ・スティール」は
全米34位でプラチナ、全英4位とのこと。
NWOBHMが勃発した後の結果でしょうか?
では全曲聴いてみましょう![]()

A-1・ Delivering The Goods (ユダへの貢物)
-Song Writters : Rob halford,K.K.Downing,Glenn Tipton-
中低音を生かしたロブのヴォーカルはエッジが効いていて
新たな領域を見出した感がありますね♪
スキッド・ロウもセバスチャンの選曲でカヴァーしていました
A-2 ・ Rock Forever
-Same-
レス・ビンクスのツーバスがより強いシャッフルビートを醸しだしています。
ツインギターのノリも最高♪
A-3 ・ Evening Star
-Halford,Tipton-
こんな映像があるとは!
上下レザーにグラサン・チェーン、ロブのスタイルが出来上がった瞬間ですね^^
A-4 : Hell Bent For Leather (殺戮の聖典)
-Tipton-
いくら撮影用とはいえこの演出は・・・鞭持ってヒステリー起こしてハーレー倒さくても(笑)
永年ライヴの〆を勤めたグレンの名曲で
ライトハンドをいち早く導入した柔軟な姿勢はバンドに多大なる貢献をし続けています![]()

A-5 : Take On The World
-Halford,Tipton-
明らかにクイーンの”ウィー・ウイル・ロック・ユー”を意識しています。
フレディがレザーを身に付けたのもこの頃ですね^^;
タスキにボストン・チープトリック・テッドニュージェントの広告があります。
三つともこの時期に来日しています、しかしいい時代過ぎる![]()

B-1: Burnin' Up
-Downing,Tipton-
地味な曲ながらバンドの実力が伺えます
B-2 : Killing Machine (殺人機械)
-Tipton-
ミドルテンポで全曲同様に地味、しかしながらバスドラムの使い方・ギターソロには唸らされます
グレンって右手をフレットに持って行くの好きですね~
B-3 : Running Wild
-Tipton-
やっとアップテンポな曲が来ました。
グレンの作品ですが”罪業人”のような無茶苦茶なアーム使いはK.Kのソロかと![]()

イン・ジ・イーストでも盛り上がります![]()

B-4 : Before The Dawn
-Halford,Downing,Tipton-
こういったいかにもなブリティッシュの香りがある曲に癒される![]()

大仰じゃないところに思慮深さが窺えます。
B-5 : Evil Fantasies (邪悪のファンタジー)
-Same-
このアルバムの締めくくりに相応しいヘヴィなナンバー。
・・・
当時のアメリカ盤にはフリートウッド・マックの”グリーン・マナリシ”が収められ
タイトルも”Hell Bent For Leather”となっています。
「猪突猛進」という意味だそうですが、
革ジャンを纏ってハーレーに跨るアメリカン・バイカーを意識しての変更かなと![]()

当時の宣材写真![]()

ロブはSMショップに入ってこのレザーファッションを考えたそうですが
彼自身髪が短いことと
当時のイギリスでのパンクムーブメントに影響された部分もあるでしょう。
曲もコンパクトになりました♪
これは77年なので凄いイメージチェンジですよね
ブリティッシュ・ロッカー然としていて格好いいのですが時代を先取りしたと。
今回取り上げた「殺人機械」、ブリティッシュ・ハードロックがNWOBHMへ移行する
過渡期の名盤だと思います![]()
