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Channel: 化石ロック兄ちゃんの熱く語れ☆
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シン・リジーラストアルバム、”Life”☆

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イメージ 1イメージ 2 みなさんごきげんよう。若かりし頃、’82年位のジョン・サイクスですが胸元のネックレスがご覧頂けるでしょうか?’80年代中後期迄はコピー品がダブルデッカー等で千円で売っていた筈。。それを買い逃してしまい21世紀に入って大阪はアメ村のブランド中古ショップのRAGTAGで似たようなアイテムを発見、旅行中とあって調子に乗って買ってしまいました^^;それ位この頃のサイクスは好きリラックマに付けて貰って飾っています

シン・リジィ有終の美を飾った二枚組アルバム、「ラスト・ライヴ=”ライフ”」
ライフ、なんてタイトルにフィル独特の臭みが滲み出ています(笑)

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1983年3月に行われたロンドン・ハマースミス4日間のさよなら公演を収録、
10月に発売されました。5月には来日しているそうです。

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大団円を迎えて歴代ギタリストが勢揃いした様は圧巻!
では収録曲を列記してみます。( )内はオリジナルver.収録アルバム名。

Side-A
1.Thunder And Lightning (Same)
パワーコード一閃の後から続くリフとフィルの粗いヴォーカル、
1stソロを取るゴーハムもサイクスに引張られてか勢いがあります、
2ndソロのサイクスの速弾きは言うまでもありません^^

2.Waiting For An Alibi (Black Rose)
オリジナルはゲイリー・ムーア在籍時なんで、
サイクスがゲイリーのパートを弾いていいますが勢い余っていますね。
ツインリードのハモリに無理があるかな。。

3.Jailbreak (Same)
名盤=”Live And Dangerous”のオープニングも飾りました。

4.Baby,Please Dont’Go  (Thunder And Lightning)
これはサイクスの独壇場ですね^^;

5.Holy War  (Thunder And Lightning)
44Magnumに同様の曲がありますが、時代性で、ということで
"It’s Too Bad"

Side-B
1.Renegade (Same)
この曲は作曲者のスノウィー・ホワイトが参加しています
従来のリジーらしい落ち着いたツインリードですね♪

2.Hollywood (Renegade)
これもスノウィーでしょう。

3.Got To Give It Up (Black Rose)
Alcohol Is Dangerous・・・フィルがMCで言っていますがその通り。
サイクスが戻って来たようですね~

4.Angel Of Death (Renegade)
Key.のダーレン・ワートン、の見せ場ですね。
「反逆者」からこの面に3曲入れているのは不評とされたフィルの意地でしょう。

5.Are You Ready (Live And Dangerous)
この曲はスタジオテイクがありませんが、ゲイリーに負けじとサイクスが奮闘しています。

Side-C
1.The Boys Are Back In Town (Jailbreak)
云わずと知れた大ヒットナンバー、ボンジョヴィもカヴァーしています(笑)

2.Cold Sweat (Thunder And Lightning)


サイクス弾きまくりでこのライトハンドは練習しましたよ♪

3.Don’t Believe A Word (Johnny The Fox)
ゲイリー在籍時のver.を踏襲していますね^^
彼のソロ=”Back On The Streets”に収録されているアレンジと同様です。

4.Killer On The Loose (China Town)
このコール&レスポンスの熱さは素晴らしいでしょう。感極まります!

5.The Sun Goes Down (Thunder And Lightning)
最初にスタジオver.を聴いた時はなんてつまらない曲だと思いましたが
今更ながらフィルの歌詞の説得力が判りました。
”Sun”をリジーに準えたのかな、と解釈しています。

Side-D
1.Emerald (Jailbreak)
ブライアン・ロバートソン登場!
ケルティックな旋律が涙を誘います。

2.Black Rose (Same)
旋律とフィルの歌詞、そしてゲイリーの魅せ場でしょう!
この美旋律に憧れたファンは多い筈。

3.Still In Love With You (Night Life)
’74年作の名バラードですが、この曲のソロをサイクスに任せた信頼関係は
フィルの人柄を顕していると思います。

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4.The Rocker (西洋無頼)
無敵の無頼漢=フィルのメンバー紹介が泣ける!
初代ギタリストのエリック・ベルの乾いたイントロから大団円を迎えます。

・・・

フィルの衰えたヴォーカルを指摘して”Live And Dangerous”に劣る、
という向きも多いことでしょう。
しかしこの素晴らしい最期、フィルの愛したシン・リジーの栄光の軌跡を辿るには充分な
名盤だと思います

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Thin Lizzy Forever
 

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