みなさんごきげんよう
昨日は暖かかったので?梅のつぼみがほころび始めました^^
花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」・・・なかなか実行に移すのは難しいところ。。
前者二つは無理だとしても「忍耐」を重ねながら歩行訓練に励んでいます
往復1km以上の散歩では未だに杖歩行は難しいところですが
早く歩行器から解放されたいところ。
ご高齢の車椅子使用者が目立つこの辺りはなかなかバリアフリーには程遠いのですが
行政はどうにかしてほしい![]()

今回は改めてエアロスミスの第三作・「闇夜のヘヴィ・ロック」を取上げてみたいと思います
1975年4月8日米国発売・最高11位・現在までに800万枚を売り上げた大出世作
今所有している紙ジャケ・2004年ver.
左の帯裏に”エアロスミス・シンボルマーク、切り取っていろんなところに貼り付けちゃおう!”
とあります^^ ナイスな配慮(笑)。隣は付録の歴代ロゴマーク・ステッカー。
LP発売当時はこのポスターが付いてきたようです。
これを部屋に張ってML読みながら聴く・・・これまたナイスな時代^^v
・・・
Side-A
1.Toys In The Attic (Steven Tyler / Joe Perry)
2.Uncle Salty (S.Tyler / Tom Hamilton )
3.Adam’s Apple (S.Tyler)
4.Walk This Way (S.Tyler / J.Perry)
5.Big Ten Inch Record (F.Weismantel)
Side-B
1.Sweet Emotion (S.Tyler / T.Hamilton)
2.No More No More (S.Tyler / Joe Perry)
3.Round And Round (S.Tyler / Brad Whitford)
4.You See Me Crying (S.Tyler / Don Solomon)
Total Time : 37’08”
Produced by Jack Douglas
Recorded and Mixed at Record Plant Studio NYC,January-March 1975
・・・
A-1=邦題・「闇夜のヘヴィ・ロック」
シンバルの逆回転音から始まるアルバム冒頭を飾るに相応しいアップテンポなナンバー
トム・ハミルトンのベースラインも素晴らしくメインリフの忙しさは立って弾くと手が攣ります
しかしサビのスティーヴンとジョーが絡む瞬間こそこの曲最大の魅力でしょう
”トーイズ!トーイズ!!”初来日武道館公演は大合唱だった筈。
A-2=「ソルティおじさん」
抑えを効かせたナンバーでサビにビートルズの影響が窺えます。
A-3=「アダムのリンゴ」
"Same Old Song And Dance"同様複数のリフレインのの反復がクセになる、
「エアロみたいなバンドやろうぜ!」って連中には必須のナンバー。
敢えて動画にしましたがスティーブン御馴染みの白黒のストライプ、
ジョーのジャマそうなスカーフがいかにも当時のエアロを象徴しています。
A-4=「お説教」
御馴染みのリフに乗せてラップ調のスティーヴンの卑猥な歌詞がほとばしる超定番曲
女性に施しを受ける、という良くある男性願望を歌っていますね^^;
A-5=「イカした10インチ・レコード」
サックス奏者のブル・ムース・ジャクソンにより世間に広まった’52年の名曲のカヴァー
こういった曲を入れてくるのがエアロのセンスの良さでしょう
歌詞の内容はナニですが、ボクは小学生以来久しぶりにハープを手に取りました
B-1=「やりたい気持ち」
シングルver.の動画が格好いいのでこれがイイかと。初プロモだと思います。
ベースのトムがこのイントロを思いついてスタジオに持ち込んで採用され
「これでバンドのちゃんとしたメンバーになれたような気がした。自信がついたんだ!」
と語っていました。ライヴの超定番曲になったし、良かったね~ミスター・ハミルトン♪
B-2=「戻れない」
過酷なバンド生活についての内容で、その悲哀と決意を歌い上げています
”オレは夢追い人、頂点に向かって踊り続ける”・・・スティーヴンらしいですね
B-3=「虚空に切り離されて」
ZEPに通じる重量感溢れるグルーヴ感を持つブラッドの才が光るへヴィなナンバー、
彼は「ロックス」でもあのテスタメントがカバーした「ノーバディーズ・ファルト」を共作しています。
B-4=「僕を泣かせないで」
卑猥な曲も歌うけど実は純粋なラヴ・ソングも作ってしまうスティーヴン入魂のラストナンバー
ストリングスを大胆に導入、ジャニス的なファルセットもキマっています。
ギターソロも泣いていますし、後のHM/HRバンドのバラード曲に多大な影響を与えました。
・・・
長々と全曲解説してみましたが如何でしょうか^^;
ヒット曲・ライブ定番曲の多さでは次作「ロックス」を上回っているんですよね。
いつ聴いても色褪せない、新しい発見のある超名盤だと思います![]()
