みなさんごきげんよう
メダルラッシュとやらでやたら盛り上がっているリオ五輪ですが
金・500万円、銀・300万円、銅・100万円の「報奨金」がJOCから出るそうです
各競技によって出資元からの報奨金が違う」ようで
水泳金メダル:3000万+200万 (出資元別)
体操金メダル:50万
・・・柔道:0円
詳しいことは判りませんが
IOC(国際だから"I")にトヨタが14年間で世界一の2000億円を出資する、と
まぁ選手のCM等の契約料・公演料、当等考慮すると
とてつもない金額が動いている訳です
思い切り引用すると
「オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。」
1996年・(財)オリンピック委員会だって(笑)
選手の皆さんには悪いのかも知れないが総体として胡散臭いヤツ等だ。
前置きが長くなりましたが 嫁さんが自殺し 破産宣告 したことのある
ウルリッヒ・ロートの珍しい映像について触れてみます
スコーピオンズ在籍期とエレクトリック・サンの二枚までは
ラージヘッドのストラトキャスターに極太アームがトレードマーク
二十代にして 「仙人」 的佇まい
見落とされがちですが ロッカー的着こなし・佇まい もナカナカ![]()

スコーピオンズに加入しての1974年・第一作
原題 ・ "Fly To The Rainbow"
「聴け!蠍地獄からの恐怖の叫び!!
ドイツから世界に向け宣戦布告を掲げた蠍団の原点。」
邦題・電撃の蠍団・・・"蠍団シリーズ"の原点でもありますね^^
強力なHRナンバーはA-1のみで他はミディアム~スローテンポの曲が多く
泣きの演歌的印象を受けます
クラウス・マイネの声質・節回しとウリのフレーズがそうさせるのでしょう
B-6 ・ 7はマイケル・シェンカーも曲作りに加わっているところからすると
この三人には 日本人的な演歌の血 でも流れているのでしょうか^^,
Side-A
1.Speedy's Coming
2.They Need A Million
3.Drifting Sun
4.Fly People Fly
Side-B
1.This Is My Song
2.Far Away
3.Fly To The Rainbow
Produced by Scorpions
冒頭からウリのギターが冴えまくる"Speedy's Coming"![]()

ノリノリでギュワンギュワンとアームを使っています
「アリスクーパーやリンゴスターを知っているかい?
ボウイや仲間たちもキメてくれるゼ!」
・・・ちょっと前に出たウイングスの"ロック・ショウ"でも参考にしたのでしょう^^
問題の ファイアー・バードを弾いている映像![]()

B面1曲目 ・ "This Is My Song"
これは1973年のスタジオクチパクライヴなんですけど
明らかにアームを使っていないフレーズですね
音色はファイアーバードのリア・ピックアップがシングル(改造?)なんで
然程ストラトと違和感ないような・・・
詳しい人に突っ込まれそうで怖い(汗)
73年のグループショット
左端のJ.Rothensal(Dr.)が74年では変わっています
中央のクラウス・マイネは髪の分け方で別人みたい^^;
王道を行くHRバンドの名ギタリストとして
素晴らしいスタジオアルバム4枚とライヴ盤をスコーピオンズに残し
1978年脱退、ソロ(プロjrクト時代含む)で活躍するも
その「仙人化」は破産という憂き目をむかえてしまいました
この スカイ・ギター はご自分で考え出した
とてつもないハイテク技術の粋を集めたものだそうで
特許でも取って仙人らしく余暇的な活動をすれば、とは思いますが
ジーンやストーンズと違ってそういった方面のアタマは働かなかったのでしょう
今年のラウパで来日するそうですし"仙人枯れ"しないのはお見事
少年期の仙人、既に表情の陶酔度は完成されています
いろんな意味で一回は観ておきたいギタリストの一人ですね^^ノ